プラスチックに対するイメージ調査 | 日本プラスチック工業連盟

訪問者別INDEX プラスチックに対するイメージ調査

プラスチックを取り巻く社会状況

当連盟は、2003年に初めて全国規模の「プラスチックに対するイメージ調査」を行いましたが、このたび2016年に続き5回目となる調査を実施しました。
プラスチックは「身近なものであり、役に立っている」という事は当初から多数の方に認識されてはいますが、「環境へのやさしさ、安全性、資源の有効利用」などについては初期には否定的な見方をする方も多数いたことから、プラスチックに関する適正な知識と評価が得られるよう諸活動に取り組んで参りました。
その間に国内においては「容器包装リサイクル法」、「自動車リサイクル法」、「家電リサイクル法」、および「小型家電リサイクル法」などが定着し、また近年では「海洋プラスチック問題」や「地球温暖化」等の地球レベルでのプラスチックに関連した環境問題に対する意識の高まり等もあり、プラスチックを取り巻く社会状況も大きく変化してまいりました。

このような背景を踏まえ、前回調査から4年が経過した2020年に、5回目の定点観測を実施し、この17年間のプラスチックに関する消費者意識の変化を追跡調査いたしました。
前回2016年の調査結果と比較いたしまして、プラスチックの「身近なものであり、役に立っている」等の良いイメージは高いレベルで定着しているものの、「安全性や環境へのやさしさ、資源の有効利用」については、今回消費者の評価が大きく低下し、概ね初回アンケート(2003年)のレベルに留まりました。
プラスチック業界としてイメージアップのための広報・啓発が必要である事が明らかとなりましので、「プラスチックは限りある化石資源を有効に使って社会に貢献している」ことを広く社会にご理解いただき、「循環型社会形成に資するプラスチック資源循環戦略の強力な推進」を積極的に行って参ります。

調査結果・報告

以下のリンク先に「プラスチックのイメージ調査(2020年)」、およびプラスチックイメージ調査の詳細解析等でご協力いただいている明治大学高橋教授による「プラスチックの全体イメージに影響を及ぼす要因を探る」「2021年度調査報告(大学生を対象としたPETボトル、レジ袋のイメージ調査)」を掲載いたしました。過去の調査結果を含め、是非ご高覧いただけましたら幸いです。

過去の調査結果