プラ工連の提言

「マテリアルリサイクル優先へのアンチテーゼ」

2012年1月
日本プラスチック工業連盟
リデュース・リサイクル検討委員会

本論
「マテリアルリサイクル優先へのアンチテーゼ」
付属資料T
「ラーメンの包材にみる要求される機能と包装設計(包材構成)」
付属資料U
「ラーメンの包材にみる機能性等(家庭内調理フロー・「食」の楽しみや諸データ」

「PETボトル以外のプラスチック製の容器包装」(以下プラスチック製容器包装)の容器包装リサイクル法に基づく再商品化において、平成16年度当時、マテリアルリサイクルは落札量の24.6%で11.5万トンに過ぎなかったが、近年、比率が年々高くなり50%強で高どまりしている。(平成23年度、マテリアルリサイクルは落札量の53.6%で36.3万トンとなっている。)

その要因として「マテリアルリサイクル手法優先」という落札システムがある。入札価格が高くてもマテリアルリサイクルが優先して落札できる仕組みである。

[仕組みについての補足説明] 平成21年度までの再商品化手法は、マテリアルリサイクル優先での入札が行われ、平成21年度はマテリアルリサイクルが56%を占めるまでになった。平成21年行われた産構審と中環審合同の「プラスチック製容器包装に係る再商品化手法検討会」(以下手法検討会)において、平成22年度はマテリアルリサイクル優先の上限が50%となった。平成22年に再開された「手法検討会」では、有識者による作業部会も開かれ、科学的合理的根拠に基づく結論が出ることを期待していたが、結果は何の合理的根拠もないまま、当面の期間、マテリアルリサイクル優先上限50%がそのまま維持されることになり現状に至っている。