当連盟は、2003年に初めて全国規模の「プラスチックに対するイメージ調査」を行いました。プラスチックは「身近なものであり、役に立っている」と認識されてはいますが、日常生活で使われている6種類の材料による好感度調査では、@木材A紙・段ボールBガラスCアルミD鉄・スチールEプラスチックの結果でした。プラスチックは75%の好感度を得てはいるものの6種材料の中で最下位であり、更なるイメージ向上に向けてプラスチックに関する適正な評価を受けるべく広報活動に取組んできました。一方で、容器包装リサイクル法の改正・施行及び地球環境に関する問題意識の高まり等、プラスチックを取り巻く社会状況も大きく変わってきています。 このような背景を踏まえ、前回調査から4年が経過した2007年を区切りの年として、再度同じ質問内容で「プラスチックに対するイメージ調査」を行い、この間のプラスチックに関する社会認識の変化を追跡調査しました。 その結果、プラスチックは「身近なものであり、役に立っている」ことについては、十分に認識されていることが再度確認できました。今後の課題としては、プラスチックの原料は化石原料が主体であり「化石原料⇔地球温暖化」の悪いイメージを持たれやすい状況下、プラスチックは限りある化石原料を有効に使って社会に貢献していることを更にPRに努めることと考えています。 |
|
・「プラスチックのイメージ調査(2007年)」 |