消費者団体との懇談会について(プラ工連)

 日本プラスチック工業連盟(以下「プラ工連」)は消費者団体との対話を、プラスチックへの理解を深めていただく重要な機会と捉え、広報委員会の活動として取組んでいる。
 各消費者団体との個別におこなう対話の他に、定期的に複数の消費者団体にご案内して「消費者団体懇談会」を開催している。 懇談会の進め方は、予め設定したテーマについてプラ工連からプレゼンテーションを行い、引き続き意見交換を行う方式をとっている。 テーマに関しては、消費者団体から予めいただいた「希望テーマ」も勘案し、当連盟広報委員会での議論を経て、最終決定している。
 
 
−平成20年度の消費者団体懇談会は、平成21年2月23日 化成品会館で開催−
 
1.出席者
   (1)消費者団体
      主婦連合会、消費科学連合会、全国消費者団体連絡会、東京都地域消費者団体連絡会、日本消費者協会、日本生活協同組合連合会、生活協同組合連合会ユーコープ事業連合、東京都地域婦人団体連盟、全国消費生活相談員協会 (9団体13名)
  (2)プラ工連関係
    日本プラスチック板協会、塩ビ食品衛生協議会、塩ビ工業・環境協会、(社)プラスチック処理促進協会、石油化学工業協会、塩化ビニリデン衛生協議会、住友化学(株)、食品容器成型懇話会、ポリオレフィン等衛生協議会、中央化学(株)、日本化学工業協会、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会、日本プラスチック工業連盟
   
2.テーマ発表
  テーマ1 「過剰包装と思われる事例とそれに対する事業者見解」
(日本ポリエチレン製品工業連合会 専務理事 戸上 宗久)
実際に消費者から寄せられた商品類の過剰包装の指摘に対し、包装資材の持つ「機能」・「役割」等を解説。 また、プラスチック容器包装リサイクル推進協議会発行の「プラスチック製 容器包装 3R事例集」を使用し、各メーカーが包装資材類の減量化に取組んでいる点も説明。
  テーマ2 「容リ法・プラスチック製容器包装のリサイクル手法評価に関する最新情報」〜PSPトレイの場合〜
( (社)プラスチック処理促進協会 技術開発部部長 西原 一) 
本テーマは、消費者団体より提案されたものである。 LCAによるリサイクル効果の評価を判りやすい表現で、また、PSPトレイの処理方法(洗浄後リサイクルと汚れたまま焼却)別、環境負荷比較(環境にやさしいか)について説明。
  テーマ3 「東京23区における廃プラスチックのサーマルリサイクルの実施」
(東京二十三区清掃一部事務組合 総務部企画室長 小林 正自郎)
東京23区の清掃事業の変遷について説明。 この中で、廃プラスチックのサーマルリサイクル化に至った周辺環境(ごみ量・埋立地余裕・処理能力・公害防止技術等)の変化等についてもデータ・写真を用い、判りやすく説明。 廃プラスチック混合ごみの実証確認結果では、排出ガス中の規制物質が法規制値等を下回り、埋立て量が半減し、発電量が約1割増加の結果になった。
  その他 テーマ以外でいただいた質問と回答(概要) 
(日本プラスチック工業連盟 総務・環境部長 猪瀬 雅俊)
@ 廃ペットボトルの海外流出量について
A ペットボトルの構造・仕様、再使用について
B 生分解するプラスチックの開発状況について
C メラミン樹脂の食器の安全性について
D 原油価格の高騰とプラスチック原料価格、製品価格について
       
以上